段取り力―「うまくいく人」はここがちがう

段取り力―「うまくいく人」はここがちがう (ちくま文庫)

段取り力―「うまくいく人」はここがちがう (ちくま文庫)

本家段取り力の斎藤先生の御本です。結構ためになりました。段取りの重要性は前に斎藤先生がTVにご出演なさっている時に気付かされたのですが、それから数年たった今でも未だに具体的な段取り力がついていないんだなぁと考えさせられました。

段取りって、色々なところに使えるんですね。ビジネスや勉強だけじゃなく、お料理やスポーツのトレーニングや、パーティーの企画など、ありとあらゆる事に使っているようです。私個人としては、この段取り力をマインドマップをつかって色々な方向に伸ばしていく方法もあるのではないか?と思いました。

最後には斎藤先生お勧めの段取りの訓練の方法も掲載されていたので、今後試してみます。

ネタばれですが、斉藤先生のおっしゃる訓練方法を大まかに説明すると、下記11点です。

1.すでにある完成体から段取りを推測する。
2.「段取り」という包丁で切る視点を持つ
3.小段取りから始めてスケールを大きくする
4.ヴィジョンと素材を結ぶ回路を作る
5.視点や切り口を明確にする
6.優先順位で組み替えていく
7.場を設定したり、型を整えてみる
8.「裏段取り」を意識する
9.メイキングビデオは「段取り力」トレーニングに最適
10.倍率を変えるように物の見方を変えてみる
11.「ずらし重ね」の技

こんな感じです。もう1冊段取りの本を読みましたが、この本の方がぜんぜん説得力がありました。