LA食い倒れツアー

6月の最後の週末に、友人A、友人Bと相方の4人で行ってきた。

食い倒れツアーの名に恥じないように、構想に1ヶ月、企画には15分ほどを要した。

テーマは6つ

1.ハリス牧場のステーキが食べたい

2.飲みながら、うまい焼き鳥が食べたい

3.飲んだ後に、うまいラーメンが食べたい

4.満腹を超えた状態で、ワインを飲みながらつまみをつついてみよう

5.うまいそばが食いたい

6.やっぱりステーキが食べたい

本来なら金曜の夜か土曜の早朝に出発して、ゆっくりと2日間かけて楽しもうと思っていたが、友人Aの都合で、土曜日のお昼前に出発。これだけのメニューを1.5日で平らげるのか。。。と少し不安が残る。

1.は、2時ごろ到着して、後の事を考え「軽く」サンドイッチや肉入りサラダを食べる。当然全員、前夜から絶食のため、ガツガツ食う。皆違うものを頼んでみたが、暗黙の了解で、ステーキは削除。

2.は、LAの鳥松へ。ホテルへチェックインして、7時半ごろ、到着。久々のとりわさや、ささみポン酢に涙しながら、焼酎を軽く1本。ビールは多分ピッチャーで1.5杯くらい。

軽いほろ酔い気分で、シメのおじやに惹かれつつ、3.の、新撰組へ。

到着が10時過ぎだったにもかかわらず、待つこと30分。胃袋自慢の4人だが、さすがに替え玉をする人は現れず。餃子をオーダーした時の3人の驚きようといえば、まるで変人を見る目だった。

さすがにもう食えない状態で、ホテルへ戻って部屋飲み。4.の、ワインにつまみはピーナッツとチーズ、それに缶詰のスモークサーモン。3人で、3本空けた状態で、一人が5時ごろダウン。8時までの3時間で2人でまた1本空けるが、明るくなったことに気づいてあわてて部屋に帰って寝る。まだ飲めるぞ〜!と騒いでいる奴がいた事には友人AとBは気づいていないはずだ。

翌朝は、11時にチェックアウト。途中Book Offに寄った後、5.に予定していた、稲葉系列のいちみ庵へ。この時点で、1人が脱落。皆が楽しく食事をしている間、軟弱者!と皆の非難の目すら気にならないほど、うんうん唸りながら、車で寝込む。しかし、食後に、さらに友人Bが睡眠不足でダウン。友人Aと相方何事もなかったように、近所のBook-offでさらに本を買い込み、2人が復活するのを待つ。

最初にダウンした奴が、いちみ庵の夕食オープンに合わせて、無理やり復活。天丼とざるそばを相方に助けられながら、やっとの思いで平らげる。

思い残すことのなくなった一同は、5時過ぎやっと帰路につく。この時点で友人Bは未だグロッキー。運転は、友人Aに全て託される。

出発がかなり遅れてしまった一同ではあるが、友人Aはかなりの安全運転派。私なら3時間で到着できる道のりを、3時間たってもまだ到着していない。。。午後8時ごろになって、6.の閉店時間を気にし始める。電話で10時閉店ということを確認し、途中で運転を変わり、何とか9時半に滑り込む。そう、こんなにぼろぼろの状態でも、キャンセルしようという軟弱な奴は一人もいなかった。

当然、全員ステーキ。ポーターハウス、リブアイ、NY、プライムリブと、またこれも全員違うものをオーダ。総計2キロ以上の肉を、サラダやスープも含めて、全員残さず平らげる。

家に到着したのは、午前2時半。5時間後には仕事をしているとは、皆うすうす気づいていたが、口にするものはいなかった。

こんな食い倒れツアーがあったら、参加しませんか?

さて、一番最初にダウンした軟弱者は誰でしょう?